賃貸物件でトイレが詰まった瞬間、頭をよぎるのは「修理代は誰が払うの?」という不安ではないでしょうか。
慌てて業者を呼んでしまい、後から「管理会社に先に連絡すべきだった」と後悔する人も少なくありません。実は、連絡の仕方ひとつで費用負担が変わるケースもあります。
この記事では、賃貸のトイレ詰まりで損をしないために知っておくべき費用負担の原則と、管理会社への正しい連絡方法を解説します。
もくじ
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費用負担の分かれ道|誰が払うかは「原因」で決まる
賃貸のトイレ詰まりにおける費用負担は、原因が「通常の使用」か「故意・過失」かで判断されるのが一般的です。
入居者が負担するケース
- トイレットペーパーを大量に流した
- 生理用品や紙おむつ、ペットシーツを流した
- 子どものおもちゃや異物を誤って流した
- 掃除用シートなど「流せる」表記があっても詰まりの原因になった場合
貸主(管理会社・大家)が負担するケース
- 経年劣化による配管の詰まりや破損
- 建物全体の排水設備の不具合
- 入居前から存在していた設備の問題
ただし、明確な線引きは契約書や物件ごとの状況によって異なるため、判断が難しい場合もあります。だからこそ、最初の連絡が重要なのです。
管理会社への連絡で押さえるべき3つのポイント
トイレ詰まりが発生したら、まず管理会社や大家に連絡するのが鉄則です。自己判断で業者を呼ぶと、費用を全額自己負担することになるリスクがあります。
①連絡するタイミングは「詰まった直後」
応急処置を試みる前に、まず管理会社に状況を報告しましょう。夜間や休日の場合は、契約書に記載された緊急連絡先を確認してください。
②伝えるべき情報を整理する
電話やメールで連絡する際は、以下の内容を簡潔に伝えます。
- 発生日時
- 詰まりの状況(水が流れない、逆流している等)
- 直前に何を流したか(思い当たる原因)
- 自分で試した応急処置の有無
曖昧な説明では対応が遅れる可能性があるため、事実をそのまま正直に伝えることが大切です。
③現場の写真を撮っておく
スマートフォンで以下のような写真を撮影しておくと、状況説明がスムーズになります。
- 便器内の水位
- 水が溢れている場合はその範囲
- 詰まりの原因と思われる物があれば、その状態
写真は証拠としても役立ち、後々のトラブル防止にもつながります。
絶対にやってはいけないNG行動
焦っているときこそ、以下の行動は避けてください。
管理会社に無断で業者を呼ぶ
修理費用が自己負担になるだけでなく、契約違反とみなされる可能性もあります。
熱湯を流す
便器が陶器の場合、急激な温度変化でひび割れる恐れがあります。
針金やハンガーで無理にほじる
配管を傷つけ、さらに高額な修理費用が発生するリスクがあります。
薬剤を過剰に使用する
排水管を傷める可能性があり、かえって状況を悪化させることもあります。
まとめ:焦らず連絡、証拠を残す
賃貸のトイレ詰まりで損をしないためには、「管理会社への迅速な連絡」と「状況の記録」が何より重要です。
費用負担は原因によって変わるため、自己判断で動かず、必ず管理会社の指示を仰ぎましょう。正直に状況を伝え、写真などで証拠を残しておくことで、後のトラブルを防げます。
トイレ詰まりは誰にでも起こり得るトラブルです。いざというときに慌てないよう、この記事の内容を頭の片隅に置いておいてください。

